ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)というマンガ
知らなかったわけではない。けれども買わなかった。しかし後に買った。
日本政治思想史研究者の苅部直の『ヒューマニティーズ 政治学』の第2章「政治の空間ー政治学のこれまで」の第2節「政治の原像と都市」で紹介されていた。
曰く、「「ローマ人としての誇り」を口にする」主人公ルシウスには「自由人としてみずから政治共同体の運営にかかわっているという自尊心」が息づいている。「平たい顔族」の一人として読むしかない!
以上