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本買うゆえに我あり

買っただけで満足して何が悪い‼︎

吉永和加『〈他者〉の逆説』(ナカニシヤ出版)という本

    帯文から、他者論を推し進めたら宗教に回帰するという逆説を妄想してみた。以下妄想。
    他者とは、端的に言って、私にはよくわからないものということである。理解できるものは、自己に属すのであって他者ではない。しかしなぜわからないものがあるのか。 
    それは宗教、いや神と関係あるように思う。昔からよくわからないものはあった。しかし神を通じて意味を与えた。神を通してつながった。 
    「神は死んだ」と誰かが言った。神を通じた意味、つながりが失われ、よくわからないものが現れた。他者を論じたサルトル無神論者だ。 
    他者論が逆説的に宗教に回帰するのは、他者を理解したい、つながりたいということなのではないだろうか。 
    日本においてそうした他者の契機を見いだすとすれば、天を不可知とした伊藤仁斎だろうか。

以上妄想終わり 

以上