本買うゆえに我あり

買っただけで満足して何が悪い‼︎

安冨歩『満洲暴走 隠された構造』(角川新書)という本

   これを手に取ったのは、テーマと著者によるところが大きい。著者の安冨歩は『「満洲国」の成立』で日経・経済図書文化賞を受賞している。それを踏まえた新書だから、内容も値段もお得でないわけがない!
   しかし著者を知ったのは『生きる技法』。その帯には「「助けてください」と言えたとき、人は自立している」とあり、熊谷晋一郎の「依存先を増やすことが自立」に通じそうなので即買い。
   さて本書には著者の顔写真が載っている。ヒゲもじゃもじゃだったはずなのだが、全然違う。同姓同名の別人でもない。聞けば、『アウト✖️デラックス』で「女装する東大教授」として紹介されたそうだ。『ありのままの私』という本も書いているが、女装が『生きる技法』の延長上にあると思えば、さして不思議ではない。
   で、本書を開くのはいつになることやら。

以上